6/10 ドラゴンズｖｓホークス 試合前 考察
3連勝で迎えるホークスとの最後の試合だ。借金は3まで戻した。
交流戦を五分で乗り切る為にも、今日の試合はとても大事な
試合になるだろう。
この試合に大野雄が先発するというのも興味深いな～。この男が
ここで復活してくれれば、相当乗っていけるだろう。これまでの様な
情け無い投球を繰り返してしてしまうなら、チームは浮上して行く事は
相当難しいだろう。頑張って欲しい。最後の登板はファームで
6/1に広島相手に登板して2イニング投げている。四球は出さなかったが
2安打で2失点している。坂倉に2ＨＲを打たれたようだ。相変わらず
左打者は苦手だな～。コントロールに困るとストレートしか無いから
狙われるんですよね～。5回で2失点くらいでまとめて欲しいです。
ホークスの先発は中田賢だ。ドラゴンズからＦＡ移籍して行った投手だ。
もう移籍して5シーズン目か～。正直、微妙な成績が続いているが、
故障もしないのは、ホークスにはありがたい戦力にはなってるよな。
今季は10試合登板して3勝2敗、58回投げて防御率は3.41だ。四球は
32個、死球も3個と相変わらずの暴れ馬っぷりですな～。右打者は
抜けてくる球にはくれぐれも注意して欲しい。（特にビシエド）ＨＲも9本と
結構打たれてるな～。三振は50個と1試合5個は取って来る。まあ、
普通の状態なら3点は頂きたい。
今日、大野雄を昇格させる為、誰かを抹消しなくてはならないので、
誰か注目していたが、何と、松井雅人だった。故障かな？と思ったが
先週の5/31のオリックス戦でＨＲを打って以来ヒットが出て無いのは
確かだ。あと、昨日、一昨日と、2軍で木下拓がＨＲなどいい打撃を
してるし、この間の「武山の奇跡」も有るからなのか？いや、それでも
雅を落とすのは微妙だな～。やはり故障かな～？
それを受け、スタメン捕手は大野奨だ。もしかしたら武山も有るのか？
と思ったが無かった…。あとは相変わらず大島、京田の並びは戻した
ままですね。つまり昨日と全く同じです。まあ連勝中は変える必要
無いよね。
ホークスのスタメンは、2番に中村、3番に松田、5番に塚田、6番に上林
7番に甲斐、8番に今宮とかなり変えて来ましたな～。変わらないのは
1番の川島と４番の柳田だけですな～。確かに中村晃はいい打者だけど
3番だともうひとつパンチが足りない気もしますな～。2番起用は当たり
そうな気がするな～。塚田も2番タイプじゃないとは思うけど…5番か。
この辺が勝負のポイントになりそうですね。個人的には昨日左のガルシア
にやられたので今日の左の大野雄に過剰反応した結果の打順組み換え
に思える。大野雄は左打者が苦手なのに…。右打者には目一杯投げて
抜けてもぶつける可能性は無いからな～。これは好投の予感がします。
まあ、試合は生き物なんで、どうなるかなんてよく判らないけど、
何とか今日は勝って欲しいし、勝てると思える試合だ。その為には
雄大！お前の好投が必要なんだ！頼むよ！！
6/9 ドラゴンズｖｓホークス 試合後 考察
◎ドラゴンズ 3－0 ホークス
ガルシアが3安打完封！正直ここまで抑えてくれるとは考えて
いなかった。特に中村晃、柳田の2人をしっかりと抑えてくれた
のが良かった。やはり、ガルシアには左打者は相当苦労する
という、データ通りだったといえるだろう。
初回から見て行こう。ガルシアの立ち上がりはいつも不安なの
だが、2番塚田を四球で出したが、中村、柳田を連続三振で
抑えた。何やら、昨日の守備で足を滑らせ、少し痛めてたと
いう柳田がそのせいか元気無かったのも幸いしてくれたの
かも知れない。
1回裏、バンデンハークの投球はどんな感じか注視してたが、
いきなり先頭大島が四球で出塁、そして、いきなり盗塁した。
成功！やはり甲斐でなければ走れるな。京田はライトフライで
ランナーを進められなかった。アルモンテも内角攻め＆落ちる
球の攻めを徹底され三振。だが、ビシエドがセンター前に
タイムリーヒット！1点を先制出来た。
2回表、地上波で見てたのだが、ＣＭが長いな～と思ったら
ＣＭ明けたら、無死1,2塁の場面になっていた。オイオイ、
どうかと思うよ、ホント。何やら、松田にヒット、上林には
当たりの弱い打球がいいとこ転がって内野安打だったらしい。
続く今宮はショートフライだった。京田とアルモンテが軽く衝突
したぐらいギリギリの当たりだった。続く市川の詰まったセカンド
フライもポテンヒットとなっても全然おかしくない、微妙な当たり
だったが、背走周平が後ろ向きのままチャッチ。続くは9番
投手バンデンハークなので、普通に三振で抑えた。
そこからは5回裏まで互いに無難に抑えていった。バンデンも
戦前の成績を見た印象よりは、よかったと思う。速球も150キロ
出ていたし、高めを取る審判のせいなのか、ナックルカーブにも
てこずっていた。強いて注目したところと言えば、3回裏にビシエドが
次の回、先頭が柳田でガルシアが報復で当てに行かないか
ちょっと心配したくらいでしょうか？まあ、大野奨はそんな事
しないよな～。
6回に試合が動く。表の攻撃。先頭の川島がセンターオーバーの
2塁打を放った。塚田が送り、続く中村の打球がボテボテでガルシアの
前に転がった。3塁ランナー俊足の川島が突っ込んで来る。タイミングは
かなりアウトのタイミングだと思った。ガルシアはグラブで取って、手で
掴んで、捕手大野奨にトスしたが、送球が高い。タッチ、アウト！の
コールだった。当然リクエストになった。だが、審判はすぐに出て来て
そのままアウトのコール。どうやら、捕手がコリジョンだったかどうかを
確認しただけだったようだ。ベースを空けていたという事だろう。
何とかこの回も無失点で乗り越えた。
そして裏の攻撃だ。1死後、福田は変化球の割合が多くなったバンデンの
ストレートに張っていた。ものも見事にレフトスタンドに放り込んだのだ！
貴重な追加点がやっと入った。先週にガルシアがくらった大田のＨＲ
並みに貴重だった。福田は、その前の打席のレフトへの飛球もなかなか
の当たりだった。ようやくＨＲの出る角度が打球について来たような気が
する。これからはＨＲ量産、期待出来るかも知れないな～。
7回裏は嘉弥真が登場。昨日はさっぱりだった大島には無理だと思った
が、昨日の対戦で修正出来たのか、鋭い当たりを打った。さすが大島だ。
ただ3塁正面でダメかと思ったら、松田がエラーをしてくれた。京田が送り
アルモンテに今日は寺原を当てて来た。寺原なら打てそうだな～と
思っていたら、センター前に抜けていった。しかし、少しライナー気味
だった為、大島のスタートが遅れたのだろう。楽々本塁アウト、さらに
アルモンテが2塁に行ってタッチアウト。たちまちダブルプレーとなって
しまった。う～ん、権藤氏は3塁コーチの判断ミスと指摘していたが
正直、映像では映って無かったので、よくわからんかった。
8回表、そんな悪いプレー後で心配だったが、ガルシアは1死後代打
甲斐に四球を与えてしまった。1番に回って先ほど2塁打の川島だ。
ここで繋がれて、中村、柳田は危険ゾーンだと思った。だが、川島は
初球のチェンジアップを打って、ファーストゴロ。ビシエド1塁ベース
踏んで1アウト、2塁に投げ走者にタッチアウト。ダブルプレーで
切り抜けた。
8回裏は今日も二保が登板。先頭ビシエドがセンターオーバーの
2塁打、代走荒木を送り、平田が明らかに進塁打を狙ったセカンド
ゴロを打ってランナー３塁へ。そこで福田がきっちりレフトへ犠牲
フライで3点目を奪った。この攻撃は理想的な攻撃だったと思う。
ヒットは出るけど、攻撃がヘタなドラゴンズでは、こんな攻撃は
なかなか見られない攻撃だ。
そして、9回表もマウンドに登ったガルシアは、代打デスパイネ
中村晃を打ち取り、最後のバッター柳田を、逆球の球で見逃し
三振に打ち取ってゲームセット！！3連勝だ！交流戦カード
勝ち越しが4カード目でようやく決まった瞬間だ！
確かに今のドラゴンズには勢いを感じる。サヨナラ以降状態の
良さが有る。ただ、ホークスの状態の悪さにも助けられた
とも思えた。出来たら、このまま明日も頂いてしまいましょう！
その為には、大野雄の復活が必要だ。３度目の正直って
言葉知ってる？頼むよホント。ナゴドで投げるのは今季初
なのが、大野雄に味方してくれるといいのだが…。
6/9 ドラゴンズｖｓホークス 試合前 考察
今日は久々に連勝で挑める試合です。何とか勝利して3連勝
といきたいところなのですが…どうかな～？ガルシアの「勝ち運」
でも、どんな意外な打者の活躍でも、武器になりそうなモノは
何でも使って、勝利を目指して欲しいです。
ホークスの先発はバンデンハークです。ただ、今季のバンデンは
以前の連勝記録作ってた頃のバンデンでは無いようだ。今季は
ここまで、9試合に登板して4勝4敗、53回2/3投げて防御率は
5.37だ。被本塁打も10本と1試合に1本打たれそうだし、四死球も
28個と1試合で3は出す感じだ。3月のオープン戦でもそこそこ
打っていた。シーズンはちゃんと見てないので原因はよく判らないが
数字上なら4～5点は欲しいし、昨日の周平の様なここぞという時の
効果的なＨＲを期待したい。とにかく昨日見たリリーフの質は
相当ヤバいので、昨日の試合の様に前半で3点以上のリードを
持って後半戦を迎える展開が欲しいな～。
ドラゴンズの先発はガルシアだ。先週の日本ハム戦では７回2/3
投げて6失点だった。数字上は悪い印象を受けるが、確かに
（特に序盤の）コントロールはアバウトだったが、球威はいつも
のガルシアだった。大田、レアードに効果的なＨＲをくらったのは
痛恨だった。昨日の試合を見た印象だと、ナゴドでＨＲを打てそう
なのは柳田、上林、松田だろう。何とかＨＲは防いで欲しい。
ホークスのスタメンは1番に川島を使って来た。5,6番の松田、
上林も入れ替えて来た。後、7番に今宮を使い、捕手は市川だ。
市川はバンデン用の捕手のようですね。クリンアップが昨日は
左3人だったけど、ガルシアの対左打者はとても強いから避けた
感じでしょうか？今宮、川島という実績の有る右打者には注意が
必要ですね。
ドラゴンズのスタメンは久々に1,2番を入れ替えて来た。替えて
良くなった2人だけにどう出るのか？とにかく京田の早打ち、
四球の選ば無さはとても顕著な特徴なので、大島が倒れた
後の京田の打席は注目して見たいと思う。周平の覚醒モード
にも期待したいな～。
立ち上がりの両外国人投手の出来がこの試合のカギとなる
でしょう。何とかガルシアには無難にいって欲しい。そして
3連勝！！
6/8 ドラゴンズｖｓホークス 試合後 考察
◎ドラゴンズ 5－4 ホークス
初回から松坂は球数を使いまくった。簡単に1,2番をショートゴロに
抑えたが、中村晃、柳田を連続四球、上林の強い当たりのファースト
ゴロをビシエドが弾き、満塁となってしまったが、松田をセンターフライ
で何とかしのいだ。
2回表も先頭甲斐を四球で出し、1死後千賀にバスターされボテボテ
の当たりが、投手、１塁手、２塁手の間に転がり、アンラッキーな
内野安打となり、続く明石も四球で、1死満塁のピンチとなった。ここで
塚田のセカンドゴロを周平が、間に合わないタイミングで2塁に投げて
1点取られた上、また満塁になってしまった。ここは1塁に投げてアウト
カウントを増やすのが正解だ。だが、松坂にはそんなのは関係無かった。
中村晃を三振、柳田も三振と打ち取ってしまったからだ。まあ、周平の
守備の判断力は低いのは判っているが、こういうのって中々教えて
出来るようになることじゃないよな～。まあ経験つませるのが一番
かね～？
千賀もそんなにいい立ち上がりでは無かった。初回も大島ヒット、
アルモンテ四球でピンチを招いたし（ここはビシエド併殺）、2回は
平田、福田の連打で1点奪われた。すぐに同点に追いつけたのは
でかかった。
松坂は3回も2安打されピンチを招いたが、千賀に回って助かった。
4回も先頭明石の打球を京田がトンネル、送られて中村、柳田の
場面もかなりヤバいピンチに思えた。だが、中村をサードフライ、
柳田は2打席連続の三振だ。特に柳田の三振は凄かった、前回
勝った阪神戦で福留を三振に打ち取ったフロントドアが決まった！
と思ったらボール判定だった。審判も内角のボールだと早く判断
してしまい、ストライク判定出来なかったように見えた。そんな明らかな
三振だと思ったシーン（松坂もベンチに帰ろうとした）の後、また
別の内角のスライダー（？）で三振に打ち取ったのだ。これは、
そういう打ち取り方が何種か有る事の証明に他ならない。やっぱ
松坂って凄ェ～！って思った瞬間だった。
そんな２人の投げ合いは、4回裏、急に流れが傾いた。1死後千賀が
連続四球を出した。ここでベンチに下がり治療をするという。結局
戻っては来たが、何か有ったようだ。そして、戻って来た千賀の初球を
周平が打った。その打球はかなりの滞空時間、大きな放物線を描き
ナゴドの外野フェンスギリギリに飛び込む3ＨＲとなったのだ！いや～
素晴らしい！昨日の武山ほどでは無いが、かなり意外なＨＲだった。
最近いい当たりが飛んでも、ことごとくファールだったが、ようやく
入ってくれた。注目していた、上林ｖｓ周平は、上林が1安打1打点、
周平が3ＨＲで3打点。今日は周平の勝利ですな～。でも、エラーも
有るからちょっとマイナスもついてますな～。
そして、周平のＨＲ後もこの回は何かアクシデントの有った千賀を攻めた。
大野奨がヒット、松坂がバスターで送って、京田がタイムリーを打って
もう1点追加したのだ。結果的に、この1点がとても大きかったのだ。
千賀は結局この4回裏で降板、松坂もあまり足か腰の状態が良くない
のか、何度か手で叩いていたが、5回表、を3者凡退に打ち取った後に
降板した。まあ、球数も多かったし仕方無いが、次回登板はどのくらい
空けて来るのかな～？また、前の巨人戦のような症状だったのかな？
さて、そんな訳で、6回表からあと4回を4点差でリリーフがしのぐミッション
が始まった。ちなみに追加点は入らなかった。5回裏岡本、6回裏二保、
から先頭がヒット出塁でも追加点が取れず、7回裏にはヒット後、直倫の
バントが手に当たり（リクエスト検証で勝ち取った。まあ直倫も当たって
なかったらアピールなんかしないもんな）死球となり、京田、大島の打順で
左封じ、嘉弥真が登板して来た。京田のバントは投手正面で微妙な
タイミングだったが、捕手の指示を無死して嘉弥真は確実に1塁に投げて
アウトカウトを増やした。これは、次の大島を打ち取る自信が有るからだと
思い知らされた。大島には外野に飛ばせる程の球は1球も無く、三振だった。
さらに、アルモンテには加治屋をぶつけて来た。アルモンテをあっさり
打ち取った。そして8回裏に登板したモイネロも含めて、ホークスのリリーフの
質の高いこと…。思い知ったわ～。今日は勝ったが、明日からの戦いに
すでに暗雲が…。
さて4回を4点取られて、松坂の勝ちを消さないように繋ぐリリーフミッションの
最初の１番手は又吉だ。6回表、又吉は1安打されたが、2番塚田までで抑えた。
次の回もまたぐかと思ったが、7回表、左3人のクリンアップには岩瀬が
ぶつけられた。ところが、この岩瀬が左打者3人に3連打を浴びて1失点、
松田のサードゴロで1死2,3塁になったところで、祖父江にスイッチした。
結果はともかく、ここまで、持てる戦力を使ったベストに近い選択だったと
思う。祖父江は代打川島をセカンドゴロで1人生還させ、さらに代打
デスパイネにタイムリーを打たれてもう1点失って、この回、合計3失点。
もうミッションは赤いランプが点滅してた…。デスパイネは四球でも良かった
かな～？次の福田も確かに嫌な打者だが、デスパイネに比べればＨＲの
可能性は低いと思ったのだが…。同点のランナーを出す事になるしね～。
8回表はヒロシだ。2死後、中村晃を歩かせてしまい、柳田勝負のところは
頭を抱えていたが、何とかレフトフライに打ち取った。そして9回表は
田島だ。上林、松田のＨＲバッターを打ち取り、川島を迎えた。川島は
決してＨＲバッタータイプでは無い。だが私は覚えていた。それは3/20の
ヤフオクドームでのホークスとのオープン戦だった。1点リードで9回裏の
マウンドに立った田島は、中村晃にあっさり同点ＨＲを打たれ、さらに
2死2,3塁の場面でこの川島にサヨナラ3ＨＲを打たれた事を…。
あの時から、私の中で田島は、全く信頼出来ないクローザーとして定着
してしまった感が有るのだ。しかし…今日は見事にあっさり三振に打ち
取ってくれた！ここ3試合はとても安定している気がする。特に何が
良くなったのかは不明だが（笑）、これなら、いけそうな感じがして来た。
少なくとも、ここまで、何度も切れそうになる瞬間を迎えながら、切らずに
来たおかげも有ると思う。
昨日は先発の勝利投手の権利を奪う戦いで、今日は守る戦いだった
訳だ。どちらも上手く行くなんてなかなか無いよな～。3連戦の初戦を
勝ったのも久々ですな～。（山井の横浜完封以来だ）正直、ホークスの
リリーフ陣は負けて強しだった。でも、ホークスが6日のヤクルト戦を
雨で流してしまったせいで、ローテーションが変わり、3戦目の先発が
中田になりそうだ。武田よりはマシかな～？どうだろう…。中田と
やる時はいつも死球が怖いのだが…。
まあ、とりあえず、明日のガルシアには3連勝狙ってもらいましょう。
「勝ち運」さん、ヨロシクで～す！！
6/8 ドラゴンズｖｓホークス 試合前 考察
奇跡とも思えた武山の同点タイムリーからのサヨナラ劇の次の試合だ。
今日は松坂が、前年まで3年間所属していて、全く戦力になれなかった
ホークスとの戦いだ。前日の勢いが松坂に少しでも力、流れを加えて
くれるといいのですが…。いや、松坂にはそんな助けは必要では無い
だろう。例えどんなに打たれようが、自分の生き様を見せてくれるはずだ。
ホークスの先発は「お化けフォーク」の異名を持つ、千賀だ。今シーズンは
ヒジ痛で2回抹消されている。先週のベイスターズ戦が復帰マウンドだった。
５回2/3を投げて2失点で勝ち投手となった。球数は96球、三振は5個と
少な目、四球は2個、安打は5本、佐野にＨＲを打たれた。まあ復帰登板
としては充分だろう。序盤から6点の援護も大きかったと思う。今季は
6試合登板して4勝1敗、37回1/3投げて防御率は2.41だ。まあ普通に
投げられれば3点取れるかどうか…？復帰2戦目でどれくらいの球数
投げられるのか？ドラゴンズは粘りの無い、早や打ち打線なので、
100球で7回はいけるだろうな～。少ないチャンスでなるべくたくさん
得点を上げて欲しい。前カードのロッテの様なポンとＨＲが出ると
ナゴドでは有利に戦えると思うのだが…無理かな～？
ドラゴンズの先発は松坂だ。毎回投げる度に、体調が気になるし、
毎回抑えられてるのは、要所を抑えてこれたからで、それが出来ない
時はボコボコだろう。特にホークスの打線は、粘り強い打者もいるし
柳田の様な球場サイズを無視したＨＲをかっとばす打者もいて
多彩な打線だ。ＤＨが使えない事はまだ有利に働くとは思うけど…。
何とか5回までに3失点なら、充分合格だろうな～。まあでも、それでは
勝てないので、勝つには０に抑えて来るしか無いでしょうな～。しかも
リリーフも使い過ぎ気味なので7回は投げないと前回の様にリリーフが
打ち込まれてしまうでしょうな～。前回の失敗を取り返す、ヒロシの
投球を見たいが、夢を見過ぎですかね～？
ホークスのスタメンは1番明石、2番塚田、3番中村晃、4番柳田、
5番上林、6番松田、7番甲斐、8番西田だ。デスパイネがＤＨで入って
来ないのは朗報ですな～。まあ、最もヤバいタイミングで代打で
出て来られるのも困ったモンだが…。どの打者もキツいが、個人的に
特に注意したいのは、中村晃と上林かな～？もちろん、柳田や松田
の恐ろしさは判っているつもりだが、中村の粘りはかなりやっかいだし
上林の成長が今のホークスの象徴と言ってもいい。もう昔の上林
では無い事を肝に命じておかなくては。あと、甲斐の盗塁阻止は
異常だから、足技は使えないだろうな～。またホークスの2軍で
よく名前を見掛けた、明石、塚田、西田という選手も不気味です。
意外とこういう必死に出番を勝ち取った選手の活躍が勝敗を分け
そうな気がします。
ドラゴンズのスタメンはまた捕手が大野奨に替わっただけで、他には
変化無い。周平が上林の様な存在になってくれたら嬉しいから、この
２人の打撃を見比べて見たいですね。あと、やっぱり勝つには1,2番が
出塁してアルモンテが打たないと、ダメでしょうな～。そうなるとビシエドも
つられて打てそうだし、平田、福田も失投を捉えれられるかも知れない。
逆に、アルモンテが機能しなければ、ほぼ完封負け、取れて1点って
感じの試合になりそうな予感がしています。
さて、正直、ナゴドとはいえ3連敗は覚悟しなくてはならないでしょう。
おそらく、成績の数値では測れない力の差が有ると思う。以前日本
シリーズに西武に負けた時の様なある種の絶望が待っているのかも
知れない。でも、やられて見て初めて自分の力量も測れるというもの。
精一杯戦ってくれれば文句は無いです。（出来れば1勝してくらさい）
6/7 ドラゴンズｖｓマリーンズ 試合後 考察
◎ドラゴンズ 9－8 マリーンズ
ここから語ろう。9回裏６－８の2点ビハインド。マウンドは3連投の
マリーンズの守護神、内。先頭ビシエドが初球を打ってヒット、続く
平田は四球を選び、無死1,2塁で福田の場面。以前に福田に送り
バントの為に代打直倫というシーンが有ったが、ここはそのまま
福田が打席に立った。三振。続く周平もファーストゴロで2塁アウトで
1,3塁にランナーが残った。ここで武山が打席に…。ここまで捕手に
2回代打を送っていて、武山を替えられない。「だから送りバントは
無かったんだな～」と納得したと同時に、試合終了を確信した…。
ところが…その武山が高めのつり球のストレートをセンターに
弾き返した！何とその打球はセンター俊足の荻野の頭上を越える！
1,3塁のランナーが一気に生還！同点である！！まさかとは、
この事だ。武山は第3の捕手だ。雅と大野奨に代打を使ったりして
行く為にベンチに置いておく選手で、経験をつませたい捕手は2軍で
使うから、経験は有るから捕手技術には問題無いから、1軍にいる
選手なのだ。確かに、そういう役割の選手だって必要だ。だが、この
場面で代打を送れない状態になってしまった第3の捕手がこんな
大仕事をやってのけるとは！今季初打席だった事も付け加えて
おこう。個人的には彼に謝らなくてはならないかも知れない。今季で
引退、解雇、自由契約になる選手を予想していたのだが、残るかどうか、
なかなか悩ましい選手も多い中（最近は特に育成契約で残ったり
するから難しい）武山はそのリストの筆頭だったのだ。この１打は
来季の契約を勝ち取った１打になったと思う。そういう意味でも、
素晴らしかったと思う。
さて、サヨナラの場面は後回しにして、初回から思い出してみよう。
吉見が先頭荻野を討ち取ったと思ったら、続く藤岡裕を歩かせ、
中村にヒットを打たれ1,3塁。角中に上手く流し打ちされタイムリーで
1失点してしまった。まあ、ここまでは、仕方ないと思えたが、
2死後、アジャ井上にライトに3ＨＲを打たれてしまうとは…！
しかし、まだ初回だ4点差くらい、ルーキー投手を打てれば何とか
なると思っていたところ、1回裏にマリーンズに2つのミスが出た。
先頭京田のセカンドゴロを1塁井上の捕球ミスで出塁を許し、さらに
2塁に進んだ時のアルモンテの当たり。強かったとはいえセカンド
中村が充分取れる打球だった。だが、捕れずに外野を割って２塁打
となって1点くれた。結局1点だけしか返せなかったが、これならと
思った。
しかし2回表、吉見は投手渡辺に安打を許すと、荻野にもヒットされ
藤岡裕に送られ、中村はピッチャーゴロで、2死2,3塁となり、打者は
角中だ。今回も見事に2点タイムリーを打たれてしまった。1点返しても
2点追加されたんでは、点差縮まらないよ～。
だがマリーンズには、さらに2回裏にもミスが有った。先頭福田の捕れる
キャッチャーフライを田村が捕球出来なかったのだ。しかもその福田が
ヒットで出塁した。まだいけるのか？と思ったら、周平が見事なショート
ゴロの併殺打…。あかん！今季はどんな負け試合でも最後まで我慢
して見て来たし、ある程度点差を付けられても、それなりに希望を持って
見ていたのだが、これはダメだ～と思った最短記録だった。
3回表、まだ吉見の打席が3回裏に回るから、この試合は最低でもこの
回は続投だろうな～と思っていたら、中1日で藤嶋を登板させたのだ。
しかも2死後、四球、連打で満塁としてしまう投球で、正直ちょっと投球
内容が落ちて来たな～と思ったのだが、中村のもの凄い当たりを
福田がキャッチ！今思うと、この当たりが分岐点だったのかも知れない。
その後藤嶋は、6回まで無失点に抑えた。その間、味方は、3回裏に1死
1,3塁からアルモンテのピッチャーゴロで1得点。4回裏には1死1,3塁で
代打モヤがセンターへの大飛球…の犠牲フライで1得点。5回裏には
ビシエドがＨＲで1得点、6回裏には替わった南から１死2,3塁で代打藤井が
ファースト内野安打（これもエラー臭い）で1得点と1点ずつ4点を取り
1点差まで追いすがっていったのだ。
これなら、もしかして？などと希望を持った瞬間、7回表に登板した岩瀬が
田村、三木の連打で1失点してしまった。まあ、その次の荻野の強烈な
ピッチャーライナーをチャッチしての1塁送球のダブルプレーは凄いプレー
だったけど…。
しかし、7回裏、回跨ぎの松永がアルモンテに四球を出して大谷に交替。
ビシエドが2塁打で無死2,3塁のチャンスが来た。平田は1塁ゴロでアウトに
なったが、福田のショートゴロは得点になった。また1点差だ。
だが.8回表に登板したヒロシがまた角中にタイムリーを打たれたしまう。
また2点差。8回裏に登板した益田に遂に0を入れられ、5回連続で1点ずつ
取ってきた流れが止められてしまった。この時私は、もう9回裏はここまで
2戦完璧に抑えられてる内登板は明白で、9回表に田島投入で好投しても
日本代表監督の稲葉や建山へのアピールにしか見えないやさぐれぶり
だった…。それが、武山のあの1打で生き返ったのだ。
そして祈る様に10回表の3連投祖父江の3者凡退を見た後、10回裏の
歓喜のシーンが始まったのだ。この回登板の阿部は今季2試合目だ。
先頭の京田がヒットで出塁。大島はバント失敗後、センターフライという
情けない結果に。だがアルモンテ勝負になったので良かった気がした。
だが、アルモンテはセカンドゴロでランナーが2塁に行けたのは、まだ
ましだった。ビシエドは申告敬遠で、2死1,2塁で平田勝負だ！平田の
打球はショートの藤岡裕が何とか捕った。ファーストはセーフ、内安打は
確定だった。そこで藤岡裕はセカンドベースに送球してフォースアウトを
狙ったが、その送球がそれて、その間に京田が生還！今季初めての
サヨナラ劇！いや～、勝ち方なんかどうでもいいのさ！勝つのが最高
なんだよ！！！
それにしても、藤嶋は素晴らしい。投球も良かったが、今日は初ヒットも
記録した。全身バネの様な動きは野手でも期待してしまう。こんなに
投球が及第点なのは残念なくらいだ。今後150キロ出る様な投手には
なれないだろうが、２０００本打つ打者にはなれそうなのだが…。最近では
大谷の影響で、そんな記録を残す事が野球選手の存在価値の基準では
無くなって来ているのかも知れない。個人的にはもっとバッティングを見たい
から、そろそろ先発もやって欲しいな～。なんなら、いざって時の代打でも、
期待感が有るよな～。松坂にもそんな冗談交じりで話が有ったけど、藤嶋
ならマジで有ってもいいと思う。来年根尾クンをドラフト指名するなら、そんな
育成方針を考えておく、いいサンプルにもなるのではないか？どうだろう？
夢を見過ぎかも知れない？そ…そうかもね～。
とりあえず、2敗1勝のペースは守られた…。（守りたくは無い…）明日からの
ソフトバンクとの3連戦はどうかな～？どうもナゴドでのアドバンテージが
もうひとつですな～。これでは3連敗も有りそうです。正直あまり期待は
したくないが、松坂の好投に期待しますかね～。相手は千賀か…。まあ
負けて元々と、開き直って行きましょうか～！！何が起こるか判らないから
野球は面白いんですからね～。今日の試合でつくづく、そうおもい知りました。
6/7 ドラゴンズｖｓマリーンズ 試合前 考察
う～ん、ナゴドで点が入らないのはある程度覚悟はしてたが、意外と
言っては何だが、先週のオリックスも今週のロッテも粘り強くて、
どちらかというと「粘り負け」って感じの負けばかりだ。打撃は水物
だから仕方ない側面も有るから、とにかく投手が粘るしか無い。
マリーンズの先発はルーキー右腕投手（Ｄ5位）の渡辺だ。ここまで
3試合に先発している。5/17オリックス戦は5回3失点（自責1）、
5/24日本ハム戦は5回4失点、5/31ヤクルト戦は5回0/3で2失点。
だいたい100球前後で交替している。トータルだと1敗で防御率は
4.20だ。何とか3点は欲しいがな～。やっぱ1,2番が出塁してアルモンテ
で返すのが一番だが、周平の前にチャンスを作るのも有りそう
かな～？
ドラゴンズの先発は吉見だ。今季は体調がいいようで、粘り強い。
悪い時は淡白に連打が続いてしまう印象だ。なので、どちらかと
いうと、マリーンズの様にヒットを連ねて攻撃して来る打線の方が
苦手かも知れない。ただ、ＨＲも結構打たれる印象でも有るんで、
中村、清田の様な意外なＨＲは気をつけて欲しいな～。
マリーンズのスタメンは今日も同じだ。ここまで替えないチームも
珍しいな～。捕手併用とか、どこかのポジションを争わせるとか
有るもんだけど…。まあ、ＤＨが無いのと、4連勝中のリズムを代えたく
ないってことかな？とにかく荻野がやばいな～。ストレートをしっかり
弾き返して来る。普通、変化球は引っ張り、直球は流すみたいな
待ち方するけど…。よっぽど調子がいいんだろうな～。
ドラゴンズのスタメンも昨日とは捕手が雅になっただけだ。打ててない
けど、これがベストって事なのかな～？松井祐を抹消してモヤを上げて
来たけど使わないのか～。まあ平田は替えられないか～。まずは
代打なのかな～？
とにかく、交流戦は3カード連続で連敗して向かえる3戦目。ここまで
2戦はベテランの粘りの投球で何とか踏みとどまって来たが、今回は
果たしてどうかな～？頼んます～！！
