ushio DRAGONS’s  diary

中日ドラゴンズキ◎ガイ(略してドラキチ)が「好き故に言いたい」事を書きなぐっていくブログ

6/7 ドラゴンズvsマリーンズ 試合後 考察

◎ドラゴンズ 9-8 マリーンズ

 

ここから語ろう。9回裏6-8の2点ビハインド。マウンドは3連投の

マリーンズの守護神、内。先頭ビシエドが初球を打ってヒット、続く

平田は四球を選び、無死1,2塁で福田の場面。以前に福田に送り

バントの為に代打直倫というシーンが有ったが、ここはそのまま

福田が打席に立った。三振。続く周平もファーストゴロで2塁アウトで

1,3塁にランナーが残った。ここで武山が打席に…。ここまで捕手に

2回代打を送っていて、武山を替えられない。「だから送りバント

無かったんだな~」と納得したと同時に、試合終了を確信した…。

ところが…その武山が高めのつり球のストレートをセンターに

弾き返した!何とその打球はセンター俊足の荻野の頭上を越える!

1,3塁のランナーが一気に生還!同点である!!まさかとは、

この事だ。武山は第3の捕手だ。雅と大野奨に代打を使ったりして

行く為にベンチに置いておく選手で、経験をつませたい捕手は2軍で

使うから、経験は有るから捕手技術には問題無いから、1軍にいる

選手なのだ。確かに、そういう役割の選手だって必要だ。だが、この

場面で代打を送れない状態になってしまった第3の捕手がこんな

大仕事をやってのけるとは!今季初打席だった事も付け加えて

おこう。個人的には彼に謝らなくてはならないかも知れない。今季で

引退、解雇、自由契約になる選手を予想していたのだが、残るかどうか、

なかなか悩ましい選手も多い中(最近は特に育成契約で残ったり

するから難しい)武山はそのリストの筆頭だったのだ。この1打は

来季の契約を勝ち取った1打になったと思う。そういう意味でも、

素晴らしかったと思う。

 

さて、サヨナラの場面は後回しにして、初回から思い出してみよう。

吉見が先頭荻野を討ち取ったと思ったら、続く藤岡裕を歩かせ、

中村にヒットを打たれ1,3塁。角中に上手く流し打ちされタイムリーで

1失点してしまった。まあ、ここまでは、仕方ないと思えたが、

2死後、アジャ井上にライトに3HRを打たれてしまうとは…!

 

しかし、まだ初回だ4点差くらい、ルーキー投手を打てれば何とか

なると思っていたところ、1回裏にマリーンズに2つのミスが出た。

先頭京田のセカンドゴロを1塁井上の捕球ミスで出塁を許し、さらに

2塁に進んだ時のアルモンテの当たり。強かったとはいえセカンド

中村が充分取れる打球だった。だが、捕れずに外野を割って2塁打

となって1点くれた。結局1点だけしか返せなかったが、これならと

思った。

 

しかし2回表、吉見は投手渡辺に安打を許すと、荻野にもヒットされ

藤岡裕に送られ、中村はピッチャーゴロで、2死2,3塁となり、打者は

角中だ。今回も見事に2点タイムリーを打たれてしまった。1点返しても

2点追加されたんでは、点差縮まらないよ~。

 

だがマリーンズには、さらに2回裏にもミスが有った。先頭福田の捕れる

キャッチャーフライを田村が捕球出来なかったのだ。しかもその福田が

ヒットで出塁した。まだいけるのか?と思ったら、周平が見事なショート

ゴロの併殺打…。あかん!今季はどんな負け試合でも最後まで我慢

して見て来たし、ある程度点差を付けられても、それなりに希望を持って

見ていたのだが、これはダメだ~と思った最短記録だった。

 

3回表、まだ吉見の打席が3回裏に回るから、この試合は最低でもこの

回は続投だろうな~と思っていたら、中1日で藤嶋を登板させたのだ。

しかも2死後、四球、連打で満塁としてしまう投球で、正直ちょっと投球

内容が落ちて来たな~と思ったのだが、中村のもの凄い当たりを

福田がキャッチ!今思うと、この当たりが分岐点だったのかも知れない。

 

その後藤嶋は、6回まで無失点に抑えた。その間、味方は、3回裏に1死

1,3塁からアルモンテのピッチャーゴロで1得点。4回裏には1死1,3塁で

代打モヤがセンターへの大飛球…の犠牲フライで1得点。5回裏には

ビシエドがHRで1得点、6回裏には替わった南から1死2,3塁で代打藤井が

ファースト内野安打(これもエラー臭い)で1得点と1点ずつ4点を取り

1点差まで追いすがっていったのだ。

 

これなら、もしかして?などと希望を持った瞬間、7回表に登板した岩瀬が

田村、三木の連打で1失点してしまった。まあ、その次の荻野の強烈な

ピッチャーライナーをチャッチしての1塁送球のダブルプレーは凄いプレー

だったけど…。

 

しかし、7回裏、回跨ぎの松永がアルモンテに四球を出して大谷に交替。

ビシエドが2塁打で無死2,3塁のチャンスが来た。平田は1塁ゴロでアウトに

なったが、福田のショートゴロは得点になった。また1点差だ。

 

だが.8回表に登板したヒロシがまた角中にタイムリーを打たれたしまう。

また2点差。8回裏に登板した益田に遂に0を入れられ、5回連続で1点ずつ

取ってきた流れが止められてしまった。この時私は、もう9回裏はここまで

2戦完璧に抑えられてる内登板は明白で、9回表に田島投入で好投しても

日本代表監督の稲葉や建山へのアピールにしか見えないやさぐれぶり

だった…。それが、武山のあの1打で生き返ったのだ。

 

そして祈る様に10回表の3連投祖父江の3者凡退を見た後、10回裏の

歓喜のシーンが始まったのだ。この回登板の阿部は今季2試合目だ。

先頭の京田がヒットで出塁。大島はバント失敗後、センターフライという

情けない結果に。だがアルモンテ勝負になったので良かった気がした。

だが、アルモンテセカンドゴロでランナーが2塁に行けたのは、まだ

ましだった。ビシエドは申告敬遠で、2死1,2塁で平田勝負だ!平田の

打球はショートの藤岡裕が何とか捕った。ファーストはセーフ、内安打は

確定だった。そこで藤岡裕はセカンドベースに送球してフォースアウト

狙ったが、その送球がそれて、その間に京田が生還!今季初めての

サヨナラ劇!いや~、勝ち方なんかどうでもいいのさ!勝つのが最高

なんだよ!!!

 

それにしても、藤嶋は素晴らしい。投球も良かったが、今日は初ヒットも

記録した。全身バネの様な動きは野手でも期待してしまう。こんなに

投球が及第点なのは残念なくらいだ。今後150キロ出る様な投手には

なれないだろうが、2000本打つ打者にはなれそうなのだが…。最近では

大谷の影響で、そんな記録を残す事が野球選手の存在価値の基準では

無くなって来ているのかも知れない。個人的にはもっとバッティングを見たい

から、そろそろ先発もやって欲しいな~。なんなら、いざって時の代打でも、

期待感が有るよな~。松坂にもそんな冗談交じりで話が有ったけど、藤嶋

ならマジで有ってもいいと思う。来年根尾クンをドラフト指名するなら、そんな

育成方針を考えておく、いいサンプルにもなるのではないか?どうだろう?

夢を見過ぎかも知れない?そ…そうかもね~。

 

とりあえず、2敗1勝のペースは守られた…。(守りたくは無い…)明日からの

ソフトバンクとの3連戦はどうかな~?どうもナゴドでのアドバンテージが

もうひとつですな~。これでは3連敗も有りそうです。正直あまり期待は

したくないが、松坂の好投に期待しますかね~。相手は千賀か…。まあ

負けて元々と、開き直って行きましょうか~!!何が起こるか判らないから

野球は面白いんですからね~。今日の試合でつくづく、そうおもい知りました。

 

 

 

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