6/2 ドラゴンズｖｓファイターズ 試合後 考察
ドラゴンズ 3－9 ファイターズ
う～ん、またやられた。7回裏、ガルシアがレアードにＨＲを打たれ
2点差になり、出て来た投手が伊藤準だった段階でやられる予感が
ビンビンしていた。
案の定、続く中田にＨＲ、四球、2塁打、死球の満塁で鶴岡に走者
一掃の2塁打を打たれ勝負有りだ。個人的には、次の回に投げた
木下雄を伊藤準を出した場面で使って欲しかった。何故なら、
伊藤準は2軍ではこのところ、先発調整していたからだ。強打者に
向かって行くメンタルにも問題が有る投手である事も、過去の投球が
証明している。正直、次の回に投げた木下雄も制球が、かなり怪し
かったので、抑えられたかどうかは判らないけど、いつか見た過去の
リプレイ映像の様な投球されるより、新鮮なのを見たかったです。
初回からガルシアが先頭の西川にセイフティーバントを決められたのが
キツかった。そこから四球、中田にタイムリー2塁打で1失点。次の
横尾のセカンドゴロはホームに投げてアウトのタイムングだったが
体にタッチにいったのが、上手く走者大田の手を入れられホームベースに
タッチされてしまって、もう1失点。しかも、杉谷（スイッチバッターだったのか）
にもタイムリーで計3失点してしまった。
打線は2回に先頭平田の2塁打を2つの内野ゴロで生還させ1点。4回には
2死後、藤井、福田の連打、周平の2塁打で2点で同点に追いついた。
ようやく浦野を捕らえ始めたと思ったのだが、栗山は4回まででスッパリ
浦野を諦めリリーフを繋いでいった。7回表まで、公文、西村、宮西と繋ぐ
間に、ガルシアは5回に大田にＨＲで失点してしまった。
そして冒頭の7回裏の失点シーンになるのだが、ガルシアは頑張ったと思う。
7回も先頭で西川を出したが、大田を併殺に打ち取ったのだ。レアードにも
3-2までいったのだが、最後のストレートが真ん中に行ってしまった。これは
この回の前に大野奨に代打で荒木を使った為、捕手が雅に替わっていて
ここまで無安打だったレアードに打たれたのは、捕手の責任も有った様に
見えた。
8回表の攻撃でやっとアルモンテにもヒットが出た。平田にも2塁打が出て
1死2,3塁の場面を作れたので、7回裏の5失点が痛かった。せめて
レアードのＨＲだけの2点差ならと思ってしまうシーンでした。（ま…まあ。
結局、そのチャンスでも点は取れなかったんですけどね…）この回登板の
石川直が一番打てそうなリリーフだっただけに…。
ガルシアの「勝ち運」も発動しそうでしなかった。リリーフ交替の栗山の
センス、そしてガルシア交替後、準規投入のセンスの無さ。これが
両チームの試合戦略プランの差だ。戦力的には少しも劣ってはいないと
思うのだが、この差が明確に出た試合だったと思う。
さて、明日の先発は、あの日本シリーズの最終戦で日ハム相手に準完全
した男、山井の登場だ。3連敗はしたく無いな～。前回の横浜ほどの好投を
期待しちゃいけないんでしょうが、期待せざるを得ない。頼みます～。
あと、ファイターズの先発加藤は左腕なので、レフトで松井祐、セカンドで
荒木となりそうだ。ちょっと楽しみですね～。ＤＨに慣れて来たアルモンテ
にも期待してますよ～。
