ushio DRAGONS’s  diary

中日ドラゴンズキ◎ガイ(略してドラキチ)が「好き故に言いたい」事を書きなぐっていくブログ

6/24 ドラゴンズvsベイスターズ 試合後 考察

ドラゴンズ 1-6 ベイスターズ

 

同点に追いついた9回表のマウンドには田島が上がった。ここのところ

結果はともかく、リリーフの起用の選択には納得出来ていたのだが

久しぶりに、違和感を覚えた。先頭筒香を外ばかりの攻めで三振に取った。

しかし、続く宮崎に三遊間に微妙な当たりを打たれた。直倫が取って

帽子を飛ばして必死に1塁送球!結構山なりだったがワンバンを

ビシエドが取っていたらアウトだったと思ったが、取れなかった。

そこから、地獄が開幕した。これは劇場ではない。「本物の地獄」

だった。

 

代打乙坂、柴田に連続で1,2塁間を抜かれ、1死満塁となり、地元

関根の当たりは1塁の頭上を越え、ライト線をフェンスまで届いた。

走者一掃の3塁打だ。そこで、ベンチは田島を諦め、木下雄を

投入したが、高城に四球、ワイルドピッチで2,3塁にしてから、神里に

ライト前に2点タイムリーを打たれてしまった。9回裏、最後は山崎に

代打京田がいつもの様なレフト側にポップを打ち上げる打撃を見せられ

うんざりしながら、あと2人アウトになるのを、遠い目をしながら

見た後、静かにリモコンのスイッチを切った…。

 

初回から山井は危なっかしかった。先頭神里にレフトフェンス直撃

(ナゴド以外ならHR)の2塁打を打たれた。続く山下に送られたが、

ソトのライトフライは浅く、返って来れず、筒香は三振に打ち取った。

 

さらに2回表も先頭宮崎にレフトのラインギリギリに入る2塁打を打たれて

しまう。だが続く佐野は送らず、ファールフライ、柴田にはレフト前に運ばれ

たが、宮崎の足では返って来ない。1死1,3塁の場面で、8番投手濱口だ。

せめて1塁ランナーを2塁に進めようとするバントを3度失敗。三振となり

高城はショートゴロでしのいだ。

 

一方濱口は、2回裏、濱口に対して好相性という先頭ビシエドがヒット打ち

打者福田の時ワイルドピッチでビシエドが2塁に進んだ。ここで福田には

セカンドゴロを打つような打撃を期待したが、サードゴロでビシエドは3塁に

進塁出来なかった。これが平田だったらと思わずにはいられないシーン

だった。かなり残念だ。その後、モヤ、周平も倒れた。

 

3回裏の攻撃もひどかった。先頭木下拓が打った、かなり強烈な当たりを

3塁宮崎が弾き、エラー出塁となったのに、山井の送りバントは捕手が

取って併殺という内容だった。

 

4回裏も1死後アルモンテが1塁手の横を強く抜ける2塁打を打ち、続く

ビシエドがレフト前にポトリと落とすポテンヒットで無死1,3塁のチャンスが

来た。ここでまた福田だ。打ったライトフライは浅い…。これではアルモンテ

は返って来れない。モヤもレフトフライだった。

 

その間、山井はかなり調子を上げて来ていた。変化球が低めに決まり

出した。5回表に先頭柴田に2本目のヒット(結局3本打たれた)を打たれ

たが、濱口に送られても、高城、神里を打ち取った。

 

5回裏、そろそろ先制点が欲しい。先頭周平が見事なライトへのヒットを

打って、木下拓は四球を選んだ。だが山井は送りバントがまた出来ず、

3塁フォースアウト。藤井の当たりはかなりよかったが、ショート柴田に

チャッチされてしまった。直倫も三振だった。う~ん、山井は攻撃陣を

責められないよな~。これで2度目のバント失敗だ。痛過ぎる…。

 

6回表、そのつけを払う時が来た。2死後、ここまで2打席バッティングを

させなかった筒香に、外のストレートを左中間スタンドに持って行かれて

しまったのだ。調子が出て来た為の失投だったようにも思えた。

 

6回裏もドラゴンズは濱口を攻める。先頭アルモンテが、普通詰まりそうな

内角の球を芯に当ててライトに打つという、見たこと無い様な巧打で

出塁した。濱口にはビシエドが凄く怖く見えるのか、四球で無死1,2塁だ。

ここで福田がレフトフライ…。う~ん、何と言うか、やっぱり福田にアルモンテ

ビシエドの後は任せられないな~。平田、早く返って来てくれ~!しかも

この後、アルモンテがセカンドけん制球にはまりタッチアウト。2死1塁と

なってしまう。その後、モヤがライト線に2塁打を打って、2死2,3塁という

チャンスを作り直したが、周平はレフトフライとなり、結局得点出来なかった。

 

濱口は結局、6回を投げ切り、7回裏からはベイのカチパの登場だ。まずは

エスコバーだ。木下拓、代打荒木と連続三振後、藤井の詰まったセカンド

後方のフライを山下が取りそこない、2塁打にしてくれたが、直倫はやっぱり

三振だった。う~ん、エスコバー、あかんなこれ…。

 

8回表はヒロシだ。1死後、神里の内角低めの直球は完璧だった。三振!

と思ったらボール判定…。次の浮いた球を左中間に持ってかれた。

いったかと思ったが、フェンスの角に当たった様な微妙な感じで、グラウンドに

戻って来た。「あ、これ見た事あるやつだ」と思ったドラゴンズファンは結構

いたはずだ。5/30のオリックス戦でのビシエドのまぼろしのHRだ。リクエストで

取り消しになってしまったのと同じだった。今回も検証した結果、やはり

2塁打になった。いや~救われたな~ヒロシ。その後は、代打中川大を

ファーストファールフライ、ソトをセカンドゴロに抑えた。神里の一撃が無ければ

かなり満足の行く投球内容だったと思う。ほとんど抜け球は無かった。

「ちょっと復調の気配」ってとこに、とどめておきますが、これなら戦力に

なりそうな気がしました。

 

そして、8回の裏、マウンドにはベイのカチパ第2弾、パットンだ。先頭

アルモンテが四球を選ぶ。そして続くビシエドがライト方向へいいヒットで

つないでくれた。無死1,3塁でまたまた福田だ。ここはショートゴロで

当たりが悪く、セカンドフォースアウトが精一杯で、3塁ランナーが生還!

ようやく追いついた。さらにモヤがライトへヒットで1死1,3塁で周平に

なった。この場面が実はかなり采配の明暗を分けたと思う。こんな

勝ち越しの絶好機が来た為、9回表に出す投手を田島に決定したと

思う。そうでなければ、祖父江だったはずだ。そして周平の当たりは

バットが折れたセカンドゴロで、突っ込んで来た3塁ランナー福田は

楽々のタイミングでタッチアウトのコール。だが、リクエストをして

映像を見てみると、捕手のミットは福田の股間の間を通り過ぎて

いて、ミットの部分は福田の体に触れていない様に見えた。

「もしかしたら?」の希望もむなしく、すぐに戻って来た審判はアウトの

コール。ま…まあそうだよな~。その後、2死1,2塁だったが、木下拓は

セカンドゴロで同点どまりとなってしまった。そして、勝ち越しした場合に

備えて準備をした田島がマウンドに上がり、冒頭の「本物の地獄」に

繋がるのだ…。

 

これが、転落への第一歩目なのか?そうでない事を祈るが、そう

なっても仕方ない、とても重要な試合だった事は否定出来ないだろう…。

大島、平田を欠いた事は致命的だったと思う。直倫の宮崎のショート

ゴロの送球をビシエドが取ってアウトにしていれば、直倫の評価も

上がっただろうが、そうはならなかった。何度も、福田にチャンスで

回ったが、平田にはかなわない。モヤは打撃では悪くなかったが

もうマルティネス(おしゃべりメガネの話は、彼が一時キューバの大会に

出る為に帰国するってだけだったようだ。終わればまた戻って来る)

が昇格なので、来週からマルティネスが2回先発する間は、モヤは

2軍だ。周平もいいヒットが出たが、2度のチャンスではヒットが出な

かった。木下拓のリードは山井に助けられてたとは思うが、シンプルな

感じで、悪く無い印象だったが、最後はやはり淡白に見えた。

 

おそらく火曜のヤクルトまでには、平田、大島も戻って来てくれるの

ではないかと思っているが、やはり故障での欠場は痛いな~。

骨折など、なかなか戻って来られない様な怪我は「今季の終了」と

直結するのが、今回の「実験」で証明されましたな~。

 

1日でまた5位に戻ってしまった。まあ正直、借金5も有るのに、

Aクラスって言われても、座り心地は悪かったから、気にしません。

地道に借金を返して行きましょう!

 

とりあえす、ヤクルトさんが巨人に1つ勝ってくれて嬉しかった。

4連敗継続中の状態で神宮ではやりたくなかったから…。これで

1つはものに出来そうな気がするのだが…。どうだろう…?

3連敗だけは勘弁して欲しいな~。

 

 

 

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