6/22 ドラゴンズｖｓベイスターズ 試合後 考察
◎ドラゴンズ 4－3 ベイスターズ
初回は両先発が3者凡退に抑え、無難に立ち上がった。しかし2回表
先に吉見が失点してしまう。先頭筒香の当たりは吉見のグラブに当たり
内野安打になってしまった。まあグラブに当たらなければセンター前
でしたね。1死後、山下にもヒットを打たれ、1,2塁になると嶺井は上手く
レフト横にヒット。本塁微妙かと思ったが、アルモンテでは何ともならん。
1点先制を許してしまった。
2回裏はドラゴンズの反撃だ。1死後、四球で平田が出塁。周平が倒れ
2死後、福田が3塁横を抜く2塁打で平田が一気に返って来た。同点だ！
さらに続く木下拓の打球はレフトオーバーの2塁打となり、もう1点！勝ち
越しだ！この場面は、1塁が空いていて、次が吉見だった事を考えれば、
敬遠でもよかったと思う。もしかしたら、木下拓が菊池からＨＲを打った事を
知らなかったって事は無いにしても、「まぐれ」と評価してなかったんでしょう
ね～。（オレもオレも…）これはラミちゃんの采配ミスだ。さらに続く吉見を
四球で出してしまい、大島にまでタイムリーを打たれてしまった。これは
投手のミスですな～。相手の2つのミスで2点のリードを奪えた。うん、悪く
無い。
3回表、逆転した次の回に得点されるとキツいところだったが、吉見は
2死から佐野に2塁打を打たれたが、筒香は3塁ゴロに抑えた。ところが
4回表、宮崎も抑えホッとしたのか、山下にプロ入り初ＨＲをライトスタンドに
完璧に打たれてしまった。う…嘘でしょ？その後も吉見はランナーを出し
ながらも、何とか粘って7回まで抑えてくれた。
一方、石田もその後はしっかり抑えて来た。う～ん、このあたりが「ドラゴンズ
キラー」って感じなのかね～？7回裏までしっかり抑え、出来れば避けたい
1点差を守るという、リリーフ勝負となった。
8回表は祖父江だ。5/9の金沢で吉見の勝ちを消した事が有るこの男は
きっと燃えていたと思う。だが、先頭の神里を四球で出してしまった。
固かったな～。結構エンジンが掛かって来るのに時間が掛かるのか、
意外とこうして先頭を四球で出してしまう。桑原に送られ、佐野は1塁ゴロで
ランナーは3塁へ。筒香は四球で2死1,3塁で宮崎の場面だ。宮崎の当たり
は1,2塁間を抜けそうな当たりだった。周平が何とか捕球すると、1塁へ送球！
アウト！いや～打者が宮崎で助かった～。少しでもましな足の選手か左打者
だったらセーフだったな～。
8回裏、エスコバーに完璧に抑えられて、1点差のまま、9回の表へ。田島だ。
先頭は今日ＨＲを打ってる山下だったが、センターフライでワンアウト。
代打中川大だ。昨年まで楽天で未完の大器だった男で、交流戦で大活躍
してヒーローインタビューを受けてるのをどこかで見たので、ちょっといやな
気がした。中川大の打球は完璧なレフトスタンドへ突き刺さる同点ＨＲと
なってしまった。「はぁ～！？」あっけに取られた。四球や、安打で劇場までは
覚悟してたが、いきなり同点ＨＲとは…。確かに球は甘かったな～。これで
吉見の勝ちが無くなった…。残念だが、まだ負けた訳では無い。とはいえ、
祖父江、田島のリレーは情け無い事に、ドラゴンズの現状で出来得る限りの
リレーだったのだが…どうすんの？
9回の裏はパットンが2死後、福田にヒットを打たれたが、代打モヤは三振
だった。そして10回の表には岩瀬が上がった。先頭神里、桑原を抑えたが
佐野にはヒットを打たれた。だが、8回に四球出塁した筒香の替わりに代走で
入っていた関根を三振に打ち取った。最後は見逃しだった。岩瀬は少し
悪かった時期を乗り越えましたかね～？そこそこ、低めに来てたし、抜けて
四球を出しそうな雰囲気も無かった。さすがだな～。
10回裏のマウンドには砂田が上がった。大野奨に四球、大島にはバント指示
だったが、2回ミスってあっさり追い込まれてしまい、仕方なく、あきらめて打た
そうとしたら、砂田は死球を当ててくれた。（大丈夫なようだ…）無死1,2塁で
京田にバント指示。ここは2回失敗しても、なおもバント指示だったが、最後は
空振り、あやうく2塁ランナーが飛び出し、アウトになりそうだった。（ラミちゃん
リクエストは失敗）もォ～！下手くそ～！練習しろ～！
ここで、ラミちゃん三嶋にスイッチ。代打藤井は1,2塁間を抜いたが、前進守備
の為、ランナーは止まって、1死満塁、ビシエドの場面が来た。正直、「もらった！」
と思っていました…。ビシエドは変化球を引っ張ってサードゴロ、本塁フォース
アウト、1塁もアウトとダブルプレーでチェンジだ。う～ん、ビシエドも固かったな～。
ビシエドは最後の西武戦で2本引っ張ってＨＲ打った悪影響なのか、今日は
引っ張りが多く、5タコだった。ついでにアルモンテも4タコだった。どうも、ラミ
ちゃんは左モンテが怖いみたいですな～。だから、先発も3人左を並べて来る
のかな～？そんな気がしますな～。
さて、11回の表は問題の男、ヒロシの登場だ。早速、先頭乙坂を四球で出塁
させてしまう。火曜に木下雄とともに、投手コーチが1時間のノックをやった
効果はどうなのよ？球速があまり１５０キロを越えなくなってるのだが…。
疲れがさらに加速したんじゃないのかよ～と思っていると、意外と空振り
取れてるし、速球に押されるシーンも有った。どうだろう？あの特訓は
効果有ったのか？続く山下を三振。だが高城の時、1塁ランナーが盗塁して
2塁へ。高城のセカンドゴロで3塁へ。2死3塁で途中出場の小兵、柴田
の時、ヒロシはかなり手前でワンバンする球を投げてしまう。大野奨が、胸に
当てて何とか前に落としてくれた。あれが逸れてたら、終わってました。さらに
柴田の打球は「終わた！」と思わず叫んでしまった程のいい当たりだったが、
京田がライナーでキャッチしてくれた。やれやれ…。
そして、歓喜の１１回裏に辿り着いた。マウンドには前の回からの三嶋だ。
先頭平田が、ライトオーバーのフェン直2塁打だ！今日の平田は四球は
選んでいたが、打撃はちょっと大振りが目立っていたかな～？でもこの
打席の様に、流せばホントいい当たりするな～。周平は申告敬遠。投手は
ここで三上にスイッチして来た。（山崎が来るかとドキドキしてた）福田の所で
ピンチバンター直倫が、6/14の楽天戦での失敗を取り返すバントをしっかり
決め、代打亀沢にも申告敬遠して、またもや1死満塁で、大野奨だ。「粘って
決めてくれ！」と思ってたら、初球を打って、ショートライナーだった。う～ん
またダメか～と半分諦めながら大島に願いを託した。大島はあっという間に
追い込まれた。そして外の入ってくるバックドア（？）がボール判定。私は
そんなにきわどいとは思わなかったが、解説の権藤氏、鉄平氏はともに
この球がボール判定された為に動揺したのを立て直せなかったのでは？と
話していた。結局、3-2までカウントは行き、「きわどいボール見逃せるかな～？」
と心配するまでも無く、ラストボールを三上は叩きつけてしまった。押し出し
サヨナラの瞬間である！！
いや～、ホント勝ててよかった～。勝ったから、吉見の好投も評価出来るし
今日は少しさみしいクリナップだったが、明日以降は期待出来る気がする。
3連勝を狙って来たラミちゃんを3連敗にしてやろうぜ！問題は明日の
東を打てるかどうかに掛かってる。頼むよ打撃陣！（無安打の周平、替えられ
ちゃうかな～？石田も打てないのに東は無理でしょ？）
