6/13 ドラゴンズｖｓイーグルス 試合後 考察
◎ドラゴンズ 6－3 イーグルス
小笠原が遂に2勝目だ！1勝目を挙げてからこんなに時間が
掛かるとは、全く想像してなかった。勝つチャンスは何度も
有ったと思うが、続投しては打たれ、継投しては打たれで
2軍調整して、ようやくだ。これで乗っていけるのかな～？
次の試合がとても大切になりそうですな。
初回から攻撃は不穏な空気が流れる。大島がユニフォームに
にタッチしての併殺という不味い攻めとなってしまった。
なった。さらに2回表も、1死後平田が上手い打撃で出塁したが、
盗塁失敗でチャンスが作れず、3回表も、2死後2四球でチャンス
だったが京田はファーストゴロに倒れた。先発の近藤は確かに
速球は力が有ったが変化球でストライクがあまり取れず、苦労
していたのだが…。
一方、小笠原の立ち上がりはかなりよかった。今日はカーブを
多めに使っていた印象だった。二段モーションが大きくなった
感じでタイミングが取りずらそうだった。だが3回裏の2死後
ディクソンにカーブの後のストレートを狙われ、ライナーでレフト
スタンドまで運ばれてしまった。昨日は無安打だったが、第2打席
のレフトフライで結構打てそうな印象を持っていた。こちらも
昨日昇格組なんだよな～。ホント、今後イーグルスは強くなって
行きそうですな～。
しかし、4回表、やはり力無い当たりのセンターフライに倒れた
ライト線に運んだ。（フェン直だったが当たりが良すぎてシングル
だったが…）ここで平田が左中間のフェンスに届くような2塁打を
打って、1塁ランナーのビシエドが返って来た。さらに周平が
少しつまりながらだったがセンターに弾き返しもう1点で逆転した。
4回裏、逆転してくれた後、すぐに失点してしまうのは勘弁してくれ
と願っていたが、1死後、島内にヒットを打たれ、今江だ。だが
ここは周平が好プレーで併殺にしてくれた。やはり小笠原の
投球リズムがよかったので、守備もいいプレーが出るのかね～？
前回バックの好プレーに救われたって話も小笠原自身が招き寄せた
プレーでも有ったのかも知れませんな～。6回裏の茂木の当たりも
小笠原のグラブに打球が当たり、周平の前に飛んで行ってセカンド
ゴロになってくれた。
だが、そう簡単には2勝目は出来ない。5回裏、やはり2死後、今度は
アマダーにカーブを2球続けて、ＨＲを打たれてしまったのだ。正直
簡単にＨＲを打たれるな～って印象だ。いわゆる「軽い球」「一発病」
っていうイメージは簡単には拭い去れないだろうな～。
同点とされた6回表の攻撃はアルモンテからだった。ここまでは
左足の状態はかなり悪いのかと心配していた。だが内角のチェンジ
アップをものの見事にライトスタンドに放り込んで見せたのだ。
この打球が打てるならさほど心配する程の故障では無いですかね～？
1死後、平田の3本目のヒット（ライトへの2塁打）を打たれたところで
近藤は交替となった。左殺し高梨だ。周平は四球を選んだがモヤは
レフトフライだった。（よく当てたよ）ここで再び梨田さんが動き、今季の
始めは先発をしてたという池田を投入して来た。だが福田に四球で
2死満塁。ここまで最近当たってる上に四球もかなり粘って奪ってる
大野奨の打席だ。上手くレフトへ打ち返すタイムリーとなった。
7回表も続投した池田だったが、2死後ビシエドの三塁ゴロをウィーラーが
エラー、平田が4本目のヒット、周平の三遊間の当たりも内野安打となり
満塁になった。モヤの打席。あっという間に追い込まれたが、落ちる球を
嶋が抑えきれず、ワイルドピッチで1人ホームイン、さらに一気に平田も
ホームを狙って突っ込んで来たがこれはアウトだった。だがこれで
3点差となった。
かなり球数が少なかったので、完投も見えて来た小笠原だったが、
7回裏は先頭今江に高めのクソボールを強引にレフト前に打たれ
ウィーラーにも四球、藤田は外野フライに打ち取ったが、1死1,2塁
打者は先ほどＨＲを打たれてるアマダーだ。ここでベンチの選択は
交替だった。祖父江が出て来た。やはり小笠原の成長を待つ為に
我慢すべき時は過ぎたのだ。ここからはチームの勝ちが一番重要で
その為の役割を持ったリリーフのプロがいるのだから、使わない手は
無い。結果、小笠原に勝ちがつけば、小笠原の成長にも白星は
役立つと思う。昨日もそうだったが山井から又吉、岩瀬から木下雄と
回の途中で投手交代する事に、迷いが無くなった気がする。
朝倉コーチが上手くなったのか？それとも誰かの意見が加わる
ようになったのかは判らないが、個人的には、最近の投手交代には
結構納得してます。（例え打たれたとしてもね～）そしてこのピンチを
3-1のカウントから祖父江はサードゴロ併殺に抑えてくれたのだ！
8回表には1死後、四球の福田を大野奨が自らの意思でしたような
セーフティーバントで2塁に送り、大島がキッチリライト前ヒットで
1点追加した。だが、その後の京田のヒットで2塁に進んでた大島が
突っ込んで来たのは、どうだろう？前にも有ったが明らかなアウトの
タイミングなんだが…。2死とはいえな～。（まあタッチが甘かったのか
リクエストまでしたが結局アウトだった）う～む…。
とはいえ、これで4点差だ。「もらった！」と確信したのだが、8回裏、
ヒロシがまた地獄の1歩手前まで引きずり込まれた。1死後、ディクソン
にヒットを打たれ、暴投で2塁に進まれたところで田中にライト前に
タイムリーを打たれてしまった。まあ4点差が3点差になっただけなの
だが、2死後、島内にヒット、今江に四球で2死満塁、打者ウィーラーの
場面になってしまった。しかも、他の2人の外国人は今日ＨＲを打って
いる。しかも、7回の自分のエラーが失点に繋がってる。ここでＨＲ
なら逆転である！ゾッとしながら対決を見守った。ヒロシは最後は
カットでレフトフライに打ち取った。嫌な汗が流れた…。
9回裏、田島も劇場開幕するかと思ったが、（銀次のセンターフライは
危なかった）無事、何とか勝利のゴールを向かえたのだった。
正直、イーグルスさんのファンの立場なら、「何言ってるの？楽勝展開
だったじゃない、嫌味だな～」って思うだろうが、ドラゴンズファンにとって
この勝利はとてつもなく遠い勝利だったのだ。若き開幕投手、小笠原の
好投を何度見殺しにして、失望してきた事か…。これで、流れが変わる
かな…？そう願う…。
しかし、明日は絶望の日だろう。多くを望めば絶望も大きい。岸には
オープン戦でもやられてる。少しは対抗出来ないもんかな～？
