ushio DRAGONS’s  diary

中日ドラゴンズキ◎ガイ(略してドラキチ)が「好き故に言いたい」事を書きなぐっていくブログ

5/13 ドラゴンズvsジャイアンツ 試合後 考察

ドラゴンズ 5-9 ジャイアン

 

3回裏、松坂がフトモモの強い張りで降板した。まあ、東京ドームを

満員にした観客には残念だったでしょうが、個人的にはまだ初回の

吉川の初HRで失った2点で抑えてくれれば、まだまだチャンスは有る

と思えた。ブルペンが映った時、投球練習をしていたのは、笠原と

藤嶋だった。1死1,2塁で打者は岡本の場面。私は藤嶋に行って

欲しかった。右打者であるし、なにより4/25の前橋での笠原の

炎上っぷりがよぎったからだ。しかし、選択は笠原だった。

 

この選択の根拠は、ひとつはランナーを置いた場面でのリリーフは

藤嶋が経験不足で不安である事。もうひとつは、まだ2点差なので、

このまま先発した時の様に続投させるには笠原ならもってこい

(というか元々その為に待機させていた)だったからだと思う。だが、

岡本に四球。満塁で亀井。ダブルプレーで切り抜けられる可能性を

考えれば続投は仕方無いが、その亀井が2点タイムリー2塁打。

1死、2,3塁で長野。ここで替えて欲しかった。(と言うかTVに向かって

叫んでいた…アホ)右が続くし、笠原の制球はままならない。少なくとも、

ベンチからコーチが行くべきだと思ったが、無策で続投。長野に

イムリーで1失点、小林に内野ゴロの間にもう1失点。計、この回

4失点となってしまった。6点差。野上の調子は結構良くて(※考察前に

書いた情報は間違ってた…実際はオーバーハンドのフォーク、

チェンジアップの投手だった。どうやら十亀と混同してたみたい)

打線が取れるのは5点ぐらいが限界に思えた。だから、3回が

終わった段階でもう結構絶望してた。さらに追い討ちをかけるように、

4回裏も続投した笠原は、岡本に3HRを打たれてしまう。9点差…。

 

さらに問題なのは、この後、5回から登板した藤嶋が8回までの

4イニングをノーヒットのゼロに抑えてしまった事だ。いや、もちろん

抑えたのは素晴らしいポジ要素なのだが、問題は交替選手の

選択の「センスの無さ」である。ここで藤嶋も打たれたならば

「正解」は無かった訳で、笠原の選択も問題にはならなかった。

だが、藤嶋の好投で明らかな「正解」が有ったのが判ってしまった

のだ。森監督は投手交代は投手コーチに一任してる様なので、

この結果を招いたのは、投手コーチの問題だろう。近藤、朝倉

両投手コーチにはこういうセンスをもっと磨いて欲しい。出来ない

なら、出来る人物に替わってもらうべきだろう。何事も経験だと

いう意見も有るでしょうが、センスは経験ではなかなか育たない

ものだと思う。当然、森監督にはそのセンスが有る。それだけに、

現状がとてももどかしいだろうな~。

 

打撃陣は6回の表に雅の2塁打から大島、京田の連打で1点取った。

その後、アルモンテが倒れたがビシエドが四球を選び1死満塁の

場面がやって来た。ここで昨日HR打った福田。満塁ホームランが

出れば一気に4点差だ。…まあ、そんな事はおきず、直球狙いを

読まれたように変化球を連投され追い込まれた後、変化球を頭に

入れた狙いに切り替えたとたん、直球を捉え切れずセカンドゴロで

ダブルプレーであった。この回で野上は交替したが、もっと捉え

られたと思う。確かに内角を正確につける直球のコントロール

フォークで縦変化、チェンジアップで奥行きの変化を多彩に操る

変化球は相当やっかいだとは思った。しかし、打たれだすと

歯止めが効かない兆候は有ったし、ピンチになるとコントロール

あやしくなるし、スタミナも100球で尽きてる感じだった。波留打撃

コーチは追い込まれる前に打つように指示してたみたいだけど

序盤から粘り強く、球数投げさせれば、さほど攻略が難しいタイプ

ではないようだ。

 

そして、7,8回を宮国、中川の左右投手で繋いだ後、9回に8点差で

抑え起用してるカミネロを使って来た。アルモンテから始まった

打線はビシエドイムリー、福田もつないで3連打、平田で一死後、

周平がタイムリー、藤井セカンドゴロの間に1点、雅が繋ぐと(なんと

途中交替から3安打!)大島がタイムリーで、この回計4点で4点差。

なおも2死1,2塁で京田がつなげばアルモンテHRなら同点の場面

が出来る。しかし、京田は2-2からボール球を振って三振。

ま…まあ、無理だわな。「いい夢」という「悪夢」を見た…。

ゲームセットである。

 

それにしても、藤嶋はテンポ良く投げてたな~。松坂の故障は残念

だが、これは、来週先発も有るかも知れんな。まあ、付け焼刃感は

有るが…。松坂はどのくらい掛かるのだろうか?もう復活ロードは

閉ざされたのか…?有形の貢献は、正直、さほど気にならない

(替わりの先発はいる)が、無形の貢献の損失は計り知れない。

特に若手投手陣のショックがでかいだろう。ショックを受けている

内に連敗が続いて、気が付くと、取り返しのつかない状態になって

しまう予感がする…。あとは、使い古された吉見の踏ん張りに

期待するしかない状況だ…。去年と同じ転落の日々が始まって

しまうのか?来週からのナゴド6連戦は今シーズンを占う上で

とても重要な6連戦となる気がします。目指せ!6連勝!!!

(無理か…)

 

 

 


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