5/2 ドラゴンズｖｓスワローズ 試合後 考察
◎ドラゴンズ 6－3 スワローズ
中盤頃から上がっていた雨が、再び降り出した9回の
マウンドには、3点差というセーブシチュエーションで
岩瀬が上がっていた。ヒロシ、田嶋は3連投で出来たら
投げさせたくないのだ。ストライク先行で雄平、坂口の
左打者を簡単に抑え、最後は広岡を空振り三振！
もちろん今後、彼が守護神に戻る訳ではないだろう。
だけど、この美しささえ感じるドラゴンズファンのとって
当たり前だった風景が見られて、感無量でした。
試合は原に対して無策とさえ思えるような三凡でスタート
すると、期待していた先発笠原の初球のストレートを
山田が完璧にとらえＨＲ！雨模様で今後いつ中断するか
心配される中、先制を許す事になった。
しかし、3回表、モヤの久々のヒットから2死満塁の
チャンスを作り、打者はアルモンテ。ライト前に逆転
タイムリー！ホント、頼りになります。一方、四球を
出しながらも粘っていた笠原だったが（4回の川端の
見逃し三振の球は素晴らしかった）5回裏に1死後
バレンティンを、この日3個目の四球で出塁させると
雄平、坂口の左2人の連打をくらい同点。ここで
ベンチは笠原をあきらめ、準規にスイッチした。
しかし、広岡に勝ち越し打を打たれた。だが、その
広岡の走塁ミスでアウトカウントを増やし、何とか
1点差でしのいだ。準規は6回裏も満塁のピンチを
作ったが（バレンティン四球4個目…）何とか雄平
をセカンドゴロに抑えた。
雨も降り止んでるように見えてきた7回表。代打
亀沢のレフト前をバレンティンがフェンスまで後逸、
3塁まで進んだ。大島四球、京田セカンドゴロを
抑えられ、2死2,3塁で福田。ここまでビシエドともども
右打者に、再三投げられてたシュートが少し甘くなった
ところを引っ張ってレフト前へ！2点タイムリーとなった。
だが、3連投中のヒロシは投球練習もさせていなかった。
そこで祖父江が、7、8回を何故か先頭を四球で出し
ながらも抑えてくれた。9回表は代打藤井が難しい
フォークを拾ってタイムリーで3点差。こちらも3連投中の
田嶋は投球練習はしてたけど、出来れば休ませたい。
岩瀬がさすがの安定感をみせて、久々最後は余裕の
ゲームセット！！3連勝で、9連戦も勝ち越して来た。
明日はデーゲームで雨がどうなるか判らないが、先発
予定は吉見と由規。ともに故障に苦しんで来た2人の
投球に注目したい。由規は4/22の横浜戦で先発勝利後
抹消され、今回登録されて即登板なのだが…実は
ヤクルトさん、この勝利以後勝ってないのである…。
6連敗中である。その由規の勝利前も5連敗してるし…。
う～ん…ヤバ過ぎる…。これは死ぬほど必死で
来るな～。でも負けてやる余裕なんて「こっちにも
全く無い！」ってんだから、世知辛いねェ～。
