5/1 ドラゴンズｖｓスワローズ 試合後 考察
◎ドラゴンズ 6－5 スワローズ
1点リードの9回裏。マウンドは田嶋。先頭、広岡に
決まったと思った外角の球をボールに判定された後
安打を打たれ、送りバントでランナー2塁。西浦を
ショートゴロで2アウト。山田は当然敬遠。代打荒木の
スリーボールからの真ん中の球をファールした
スイングはあきらかに固かった。これならストライク
さえ投げれば、簡単にアウトに出来そうだと感じたが
次の球が外れ四球で満塁、大リーガー青木の場面
が出来上がった。5回にはタイムリーを打っている。
だが、ここから少し田嶋の開き直りを感じた。ノー感じ
で追い込んで、打った打球は力無くショートへ。
フォースアウトで試合終了。何とか連勝を繋げた
瞬間であった。
柳は3回まで快調だった。4回も2死を取り、雄平を
迎えた。内角に構えたのが内に入った。ライナーで
スタンドインの2ＨＲだった。正直、バレンティンを
抑えて、ホッとしたとこは有ったかもな～。
5回表の反撃は2回の福田の投手強襲ヒットを足に
当たったハフから交替した松岡の2イニング目だった。
ヒット、四球で作った1,2塁で柳のバントがフィルダース
チョイスで（リクエストでアウト判定がセーフに！）
ノーアウト満塁に。しかしここ2連続で無死満塁で得点
してない…。大島ファールフライ、京田浅いセンター
フライと、その悪い予感が的中するかと思ったら、
替わった中尾から右モンテが内角の球をライトに
持って行ったツーベースで2点取った。しかし1塁
ランナーが投手柳で無ければ、帰って来れた気がする。
う～ん、まあ仕方無いか…。
5回裏。同点に追いついてもらった次の回。ここが
踏ん張りどころだった柳だが、先頭の中村に2塁打を
打たれてしまった。2割も無い打者になんで打たれ
てんだと熱くなってしまったが、知らなかったが前の
試合まで2試合連続で捕手のスタメンはルーキー
松本直樹（Ｄ7位）だったそうだ。そりゃあ～必死
だよな～。その後、柳は山田と青木にタイムリーを
打たれ降板。しかしまだ残っていた一死1,2塁で
打者バレンティン、雄平というピンチを祖父江が抑えて
くれた。正直、これが今夜の試合の勝因だったと思う。
6.7回はヤクルト、近藤（凄い勢いの有るボール投げてた）
中日、谷元（ＭＡＸ145くらい？まだ物足りないな…）が
押さえあって2点差のまま8回表。ヤクルト勝ちパターンの
秋吉が1死から、福田のポテンヒット、周平の1、2塁間を
何とか抜けた安打で1,2塁のピンチ。ここで平田がセンター
返しのタイムリー！ここでヤクルトは抑えの石山を投入
して来た！？この日、抑え候補だったカラシティーを降格
させたばかりで人員もいないのも有っただろうけど、4連敗
中で何とか逃げ切りたいという思惑が働いたのだろう。
球を見れば確かに素晴らしい球を投げていた。でもここで
打たれたら、このＧＷの連戦の中抑え投手を無駄使いに
なりかねない残り5アウトだった。結果は、代打藤井の魂の
センター前タイムリー！代打亀沢の当たりもレフトに大飛球
だったが2アウト。大島の当たりはさらに強烈にレフト
2点勝ち越した。
こうなると、覚悟の3連投のヒロシの出番。青木は見事に
三振に取ったが、バレンティンには見事に弾き返された。
だが、そこから崩れる事無く、雄平、坂口（ヤクルトで
一番当たってる）を抑えた。このヤクルトのストロング
ポイントにはヒロシしかいないよな～。しかし、もう1つの
1番山田というストロングポイントは前述の通り、敬遠で
避け、何とかギリギリ逃げ切ったのでした。
う～ん、やれやれ…何とも疲れた試合でしたねェ～。
でもこの疲れは、疲れ甲斐の有る試合でした。
9連戦が五分になり、屋外球場の連敗が止まり、鬼門
神宮で初戦勝利、松坂が作った勢いを消さずに、
明日に繋げた連勝です。ホント値千金とはまさにこの事！
さて、明日は前回登板の汚名返上が掛かる笠原が先発。
大野が暖めてしまった後の巨人打線への中継ぎとはいえ
1アウトも取れず6失点とは…。ヒド過ぎた…。目の覚める
様な投球に期待したい。相手は星。前回は何とか3点は
奪ったが、元々シュート苦手なドラゴンズ打線は3安打
だった。前回もそうだったが、攻略には左打者が打つ
しかないと思います。前回は大島、アルモンテだったが
今回は京田、周平にも期待したいです。
