4/30 ドラゴンズｖｓベイスターズ 試合後考察
◎ドラゴンズ 3－1 ベイスターズ
3－1とリードした9回表。ワンアウトから大和が2塁打。マウンドには
田嶋。昨日の延長でＨＲを打たれた筒香を迎えた。松坂の勝ちを
何とか守りたい。だが昨日の状況と違うのは同点ではなくて、リード
してることだ。ここは田嶋しか無いのだ。田嶋は筒香をセカンドゴロ、
続く4番ロペスをショートフライに討ち取った。松坂の国内12年ぶりの
勝利が決まった瞬間だった。
この日の松坂は6回を投げ、3安打8四死球、押し出しの1失点
というまたも粘りのピッチングだった。森さんはこれまでで一番
状態は悪かったとコメントしてたが、カットボールで打ち取る
イメージが確立した感じが有って、見てる方はそんなに打たれ
そうな感じはこれまでで一番無かった。
押し出し失点をした5回も、ワンアウト満塁でロペスを3塁ゴロで
ホームフォースアウト。その後、宮崎にストレートの四球で押し出し
だったが、本人もインタビューで言っていたが、カウントが悪くなった
段階で、無理に甘くストライクを入れようとして痛打されるよりも
押し出しの方が失点は少ないと思えた。その後、梶谷を1塁ゴロに
押さえ勝ち投手の権利を得たのだった。
正直、次の攻撃が松坂に打順が回るので代打が出て交替だと
思っていたが、松坂は打席に向かい、次の回もマウンドに
向かった。1アウトから代打倉本が四球出塁、2アウトから1番
神里が振り逃げ出塁とキツい場面だったが、大和のライトフライ
をモヤがフラフラしながら何とかキャッチしてこの回で降板した。
モヤやアルモンテの外野守備はハラハラしたが、何とかまずい
ところは出さずに良かったぁ～！！
その後は、7回、ヒロシが筒香、ロペス、宮崎のクリンアップという
横浜の最大のストロングポイントを3者凡退に押さえ、昨日の
リベンジを果たすと、8回、1アウトから岩瀬が桑原に安打を
許したが、倉本、代打中川を連続三振で討ち取った。まだ
今シーズンは得点を取られていない。ホント頭が下がる…。
また、ヒロシ8回にこだわらず、間に岩瀬を挟んだ「工夫」は
柔軟さが見えて嬉しかった。もっと人数が増えた場合などは
さらなる適材適所を読んだ工夫が求められるだろう。出来うる
限りの失点を防ぐ柔軟さの有る起用に期待したい。（今は
2軍にいる投手も含めてね）
初回、無死2,3塁のチャンスでアルモンテの投手強襲のセカンド
ゴロで打点（リクエストは立浪氏談 あきらかにアウト）、ビシエドが
流し打ちでヒット打点、モヤは三振（2打席無安打で平田に交替）、
だが横浜高校の後輩、福田が粘ってライト前にはじき返して、
初回3点も先制した。しかしその後は2安打しか打てず追加点は
無かった。う～ん…。でも京田の初回の2塁打は目の覚める様な
当たりだったし、今日は守備も無難だった。おそらく今日の松坂の
勝利にホッとしたのは、松坂本人、森さんの次は京田だろうな～。
ホント、ごくろうさんでした。
本日のラミちゃん采配ですが、7番に入れた宮本は松坂の前に
3回アウトをくれた。替わりに9番に入れた戸柱も内野安打だけ
だった。どうやら松坂が右打者より左打者の方が苦手にしてる
というデータに基づいての起用だったようだ。何とか今日のラミ
ちゃん采配は外れてくれたといえそうだ。
しかし…松坂勝利か…。こんな日が来るのは願ってはいても
実現するかどうか、正直、入団が決まった時には思えなかった。
1昨年のナゴヤでの2軍戦を見ていたので、ひどいフォームで
投げてる姿は現実の厳しさを思い知らされていた。それが
北谷キャンプでのブルペンで投げてるフォームがかなり改善
されてると感じた。それから私はネットでの松坂の悪評を見る
たび、逆の目が出たら爽快なんだがな～と思うように
なって来た。
だがその後も、シニカルなドラキチとしては過度な期待は
しないようにして来た。だが、ジーが帰国、大野も炎上、若手
投手陣ももうひとつ乗り切れないという先発陣の不調が、
ドラゴンズファンとして松坂に期待するモノを、ある意味
「ホンモノ」にしなくてはならなくなってしまった。今後も
故障の不安は抱えながらだろうけど、続けての好投を
祈ります。
次回登板はいつかなぁ～？ナゴド限定なら5/15のカープ戦が
最短だが、中14日も空く。明日登録を外すと5/11の東京
ドームの初戦に間に合うけど…。次のナゴドの6連戦は投げ
られない。ただの感だが、次は登録を外して中10日で東京
ドームの3連戦で投げて、その後は登録を外さすに次は
ナゴドのどこかに投げさせる気がするのだが…？
さて、明日からは鬼門神宮のヤクルト3連戦。先発はハフ、
原、由規って感じかな～？巨人に3タテくらって4連敗中か…。
すでに最下位争いなんですが、やはり3連敗は避けたい
ですねェ～。
